1.くも膜下出血を予防するにはどうしたらよいのでしょうか?
くも膜下出血の発症には、生活習慣と遺伝的な体質が大きく関わっています。
高血圧はくも膜下出血の危険因子です。医師の指示に従って、標準値(130/85mmHg)となるように血圧の管理をしましょう。
適度な飲酒(1日1合以下)は、予防につながるものものありますが、多量の飲酒は、逆にくも膜下出血の原因となります。飲みすぎにはくれぐれも注意しましょう。
タバコは血管を収縮させ、脳動脈瘤破裂の危険が高まります。禁煙は早ければはやいほど予防効果がありますので、一日も早く禁煙をしましょう。
適度な運動によって、くも膜下出血の原因ともなる高血圧の予防になります。体力にあった運動を(ウォーキング、サイクリング、ハイキングなど)続けるようにしましょう。
緊張すると、血液が濃縮し流れにくくなってしまいます。ストレスをためないように、自分の趣味を活用して、適度に気分転換をするようにしましょう。
血縁者に発症者がいる場合は、脳動脈瘤をもっているか検査を |
くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤の破裂でおこります。脳動脈瘤は遺伝的な体質の関与が大きいことがわかっています。脳ドックをおすすめします。 |